歴史

30年②

前回この30年間を振り返り、

主にテレビについて語ったが、

今回は時代背景の変化について触れていきたい。

 

 

この30年で何が変わったかというと、

著しく進化した文明と、

出生数大幅減少の超少子高齢社会、

この2点がとてつもなく大きいのは

誰も否定できない所だろう。

 

文明は前回もさらっと触れたが、映像媒体が家ではテレビしか

なかったのが、パソコン・スマホが普及し、

コンテンツも様々な動画配信がメインとなり、

モノを買う事についても、店で買う事もまだまだあるが、

アマゾンなどネットショップで買うのが当たり前に。

 

超少子高齢社会については、30年前すでに少子化は叫ばれてて、

対策はしないといけない意見はあったが、

ご存じの通り国と国民はゼロ対策でサボってきたわけだが、

今年やっと「独身税」と呼ばれる「子ども・子育て支援金制度」が

広く徴収される程度に。

 

2025年の出生数は67万人と我々アラフォー世代の半分以下。

 

ネット上では外国人移民入れる事に大反対しているが、

言うのが遅すぎるし(いつも顕在化してから言っている)、

実際この人達もいないと社会が回らない

(ちなみに筆者は決して移民推進派ではない)。

 

自分は何もせず、文句たらたら言う国民が選ぶ政治家や、

メディア自体のレベルもそりゃ似たようなクオリティになるか、

と思う次第。

 

あとよく言われる、

給料・収入が少ないから結婚できない、子供産めない、

であるが、これも我々の祖父母世代は戦争を経験し焼け野原で、

今より間違いなく貧乏で、家電なども満足にない中、

当時の出生率は今より高かったという事実を考えると、

昔に勝ってるのは”やらない言い訳”だけだな、と本当に思う。

 

筆者の家族や、職場の人達を見て思うのは、

何にお金を使っているんだろう、と。

 

深く考えないで、周りの人間関係や色々な広告に影響を受け、

身の丈に合わないローンを組まされ、

何も残らないパチンコやスマホゲームに課金するだけ。

 

そこに人生を上手く賢く生きる戦略性など微塵もない。

こういう人生の方が大多数なんだと、筆者は今やっとわかってきた。

本当に考えない人たち。

筆者は筆者の人生で、この人たちと比べると遥かに

“選んできた”人生だったんだな、と

改めて思う。

もっとこうすりゃ良かった、と思う事もあるが、

あまり後悔もしていない、

そういう意味では清々しいくらい、身の丈をわかっている。

 

このブログでも触れてる通り、筆者が圧倒的に影響を受けてきたのが、

テレビで天下を取ってきた松本人志で、

我々の世代で本当に”考えて”生きてたら

間違いなく影響を受けてるはずで、

笑いの部分だけでなく、その生き様、仕事への向き合い方、

人間関係、当時のテレビではそういう部分が透けて見えてたので、

これもまぁ、その時代を共有できた”運”と、

今としてはなってしまうのかな…。

 

例に出すのも申し訳ないが、今のテレビのメイン処の、

有吉さんや千鳥、かまいたちなどの番組を見ても、

残念ながら人生に左右されないし、

もしされたとしたら薄い人生だろうし。

一応ちなみに、有吉さんも千鳥もかまいたち、

その他の今活躍してるある程度の世代の芸人さんは、

そんなこんなも全てわかってやっているので、

そりゃもう手練れも手練れの確信犯なので(笑)、

その上で出てる番組のクオリティが慚ないのは、

もっと言えば世間もうっすら気付いてるくらいの、

周知の事実なので、

 

ここから先は21世紀クオリティしか知らない、

教育されてない世代がメインになってくるので、

今とはさらに比べ物にならない些末な未来が待っているのは

言うまでもない。

 

それはテレビだけでなく、社会のクオリティも、である。

現状維持も努力が必要で、努力を全くしない社会・人生は

言わずもがな。

 

 

前回のブログで述べてた「最新の時間感覚」、

今から遡って30年前、と今回題しているが、

30年前の30年前、となると

同じ「30年間」でも全く時間の進み方・重みが違う。

 

仮定で「戦後日本」を一人の人生とした場合、

1945年生まれで、1966年は21歳。

この21年も赤ちゃんから成人まで、一人の人生と同じで、

成長著しく、高度経済成長を経て、

社会やその生活・日常は目まぐるしく変わったはず。

 

1966年から1996年も21歳から51歳で、

この間の日本は安定成長期も伴いながら、バブルやその崩壊も経験し、

ゲームなど新たなエンタメも生まれ、

さらなる豊かさを手に入れた30年。

 

一人の人生としたらこの期間だと就職し、結婚し、子供も生まれる

フェーズなので、まだまだ色々挑戦・経験できる年齢である。

 

そして1996年から2026年は51歳から81歳、

日本は未成長社会となり、様々な文明はみるみる発達したが、

エンタメは基本あるモノの踏襲、

すべてはスマホなど手の平サイズに収まった、

が、そこに面白味を感じるか。

 

一人の人生のこの30年で言うと、

仕事で新しい局面はもう訪れづらく、程なく引退で年金生活、

子育ても子供が成人するくらいのはずで一段落からの、

結婚・孫の誕生、と自分自身に何か変化はない。

下手すれば死が見えてくる。

 

 

タモリさんがちょうど1945年8月の戦後生まれで、

1966年の21歳時はまだ一般人であるが、終戦直後の厳しい環境で

思春期の頃含め、一人の人生としてある程度紆余曲折あっただろう。

 

そこから1996年の51歳までは、一般の仕事からまさかのタレント転身、

奇妙な密室芸人からの瞬く間にトップタレントに仲間入りし、

1996年当時、「笑っていいとも!」「タモリ倶楽部」は

すでに始まって14年経ち長寿番組、

「ミュージックステーション」「ボキャブラ天国」シリーズなど

ゴールデン帯ももちろんあり、

BIG3の一角として存在感を示していたが、

 

2026年現在、81歳になったタモリさんは未だレギュラー番組を持ち、

活躍しているが、以前ほどの求心性はなくなっている。

 

戦後80年、敗戦から経済大国へ発展からの現状維持からの停滞、

日本自体の”人生”が一区切りを迎えようとしている。

 

そしてこのタイミングで、初の女性の総理大臣の誕生は果たして

未来をどう占うのか。

 

今後30年で何がどうなるのか。

 

AIが定着するのか、移民大国になるのか、

GDPの順位をさらに落とすのか。

 

世の中、社会は先ほどから述べている通り、

思ってるより後先考えず動いてるので、

ここで色々考えるのも無駄かな、とも思うし、

なるようになる、精神が一番健全かも。