第7位 あののオールナイトニッポン0
ニッポン放送 2023年~放送中
今をときめく、スーパースターあのちゃんが
満を持してオールナイトニッポン0に登場。
2023年春から放送開始して現在2年半、100回も超え、
本人は午前3時からの生放送を嫌がり、ちょくちょく
収録回をはさんでいるが、評判は上々のようだ(笑)。
あのちゃんはアイドルグループでデビューし、
その活動もある中、
深夜のバラエティ番組では大きな爪跡を残して、
共演した芸人のラジオに出演した際は語り草になる程で、
すでにその強力なキャラは健在。
あのちゃん自体は筆者が認識したのは
テレ朝のバラバラ大作戦(関西ではその枠組はないが)の
「あのちゃんねる」
であるが、番組のオンエアーではなく、ネットの画像などに映る、
筆者が好きなボブヘアのあのちゃんを
ふんわり認識してるくらいで、大して気にも止めてなかった。
そんなあのちゃんをしっかり認識したのは、2021年放送
水曜日のダウンタウンの「ラヴィット!」のドッキリ企画。
多くの方があそこであのちゃんを認知して知名度を
上げたのは間違いないと思うが、
あのちゃんの本性がまだわからないままであった。
ラヴィット!企画での立ち振る舞いでただ者ではないのは、
わかっていたので、ラジオが始まるとなった時は、
気合を入れて初回から聴いているし、
ほんの数回聴いたらわかるが、
その辺のパーソナリティのように、
時事ネタを話すだけでは終わらない、
しっかりトークのできる
「あのワールド」を堪能させて頂いている。
エピソードトーク・ゲストなど
芸人が数多く登場しているが、
そんな当番組でのおすすめ回は、
三四郎小宮・レインボージャンボたかお出演回で、
三人の魅力が良いバランスで発揮されて
めちゃくちゃ面白かった。
あとクリスマスが凄く好きで、
そんな大好きなクリスマスの日にラジオの放送がある事を、
数か月前から駄々こねて嫌がってるのも
面白い(笑)。
あのちゃん(絶対ちゃん付けになる)。
容姿も好きだが、
粗品も認める熱い魂。ブレない心。
男女問わず、事務所の力や集団でしか出れなかったり、
気づいたら雑多なタレントが多い中、
ピンの女性アイドルやタレントで、
本当のスターとして成立したのは松浦亜弥以来ではなかろうか?
第6位 ファーストサマーウイカのオールナイトニッポン0
ニッポン放送 2020~2022年放送
連続してもう一人の女傑の登場である。
ファーストサマーウイカ。
あのちゃんと経歴が似ており、
元アイドルグループ出身で今はそのグループもなく、
バラエティ番組で大きく知名度を上げる。
そして粗品と懇意にしている点も。
あのちゃんはアーティストだが、
ウイカも音楽活動しているが、バラエティ番組に出て
女優活動も活発な為、マルチタレント感が強い。
この番組は2020年春にスタートしており、
まさにコロナ禍とだだかぶりで、
物凄い閉塞感ただよう中、この番組にはかなり救われた。
一度聴けばわかるが、その辺の芸人を駆逐するレベルのトーク力。
しゃべりが上手い!おもしろい!
もちろん魂も入っており、時事ネタで茶を濁さず。
しかし番組全体を覆っていたのは、圧倒的な下ネタ(笑)。
そもそも番組の通称が「土手」で、ウイカ自らが土手が高い
女と自称し、リスナーは土手チン・土手ガールと呼ばれた。
コーナーについても、
リスナーから送られた文章をFMラジオ風に読み、
その中に一つだけ潜ませてある下ネタに対して
最後に猛ツッコミを入れる「FMのコーナー」や、
国内外のエロに関するニュースを取り上げ、
最後に湿り具合で評価する「今週の湿るニュース」、など。
ウイカは関西人であるにも関わらず、しかも女性なのに、
下ネタ満載でもそんなに下品さや嫌らしさのないのは、
なぜなんだろうか?
さわやかさ、POPな感じさえあるように思うが、それも話術の上に
あるモノなのか。
番組出る際のテンションやキャラ付け、様々行われる企画もそうだが、
この人に関しては全て細かくマイクロに計算して、
自己プロデュースもしていると思う。
その頭の良さが見えるのも好きな所だ。
そんな番組の唯一残念な点は、たった2年で終了してしまった事。
これは邪推の域を出ないが、とある時期にウイカについての
ある種のスキャンダルが出て、これにニッポン放送が
過剰反応をしてしまったのかな、と。
あのレベルのしゃべり手をそう簡単に逃す事はないと
思うので、まぁ邪推中の邪推であるが…。
しかし、番組終了後ちょくちょく復活特番もしてくれて、
局との関係性は良好そうなので、
今後の特番をまた期待しておくか。