芸人

拝啓 霜降り明星さま

 

このブログを始めて一年が経つ。

 

お笑いが好きで語りたい一心で開いたこの場であるが、

たった1年でも世界・日本全体で様々な事が起き、

それは芸能界・お笑い界でもそうだった。

 

この一年、お笑い界を一番盛り上げたのは、

霜降り明星≒粗品である事は誰も否定できない所だろう。

 

自身のYouTubeチャンネルで「一人賛否」で話題のニュースを

取り上げ、コントとして容赦なくぶった斬り、

ギャンブルで生涯収支マイナス5億円君が活動開始したり、

 

2024年のFNS27時間テレビ司会、

コンビで大好きなオールスター感謝祭への出演、

 

音楽活動も活発、そしてそしあの(笑)も。

 

芸人では常にトップレベルにネットニュースなどに取り上げられ、

チョコプラ松尾がちょっとした発言で炎上する中、

100倍以上ハードな毒舌を展開する粗品であるが、

その立ち回りで何のダメージもなし。

 

少なくとも同世代には敵はいないくらいの実力、

立ち位置にはいるかと思うが、

ここ最近、その求心力が若干落ち着きを見せているかな、と。

 

それを思ったのが、

アメトーークのダチョウ俱楽部回の後輩ムーブや、

直近のオールスター感謝祭で司会の島崎和歌子に制止され、

萎縮してしまい、ガヤが静かになったり、の場面。

 

これはそりゃ仕方ないが、芸人で活動するに関しての、

テレビの影響力はやはりまだまだでかいだろう。

そこで活動する限り、そこの序列は守らなければ

ならない。

 

テレビでレギュラー持つとなったら、その序列がとんでもないので、

霜降り明星の年次(芸歴14年)は全然後輩、

いや、まだ一番後輩レベルになる。

 

芸人世代別に考えると、BIG3・鶴瓶さんは未だ健在、

ダウンタウンも健在、ウンナンはそれぞれでレギュラー多数、

ヒロミさん、今田さん・東野さんもゴールデン帯でまだまだ元気、

ナイナイ、さまぁ~ず、くりぃむも数は減らしたが、

長寿ゴールデン番組維持、

バナナマン・有吉さん・華大・サンドはコスパ良く好感度高く、

一番レギュラー数が多い層。

そしてその層を窺うのが、千鳥、麒麟川島さん、かまいたち。

 

かまいたちで芸歴22年。レギュラー数多いが、

芯を食ってる番組はない。

 

その次がチョコプラで、やっとその次に霜降り。

しかし現状霜降りは(あえてこう表現するが)かろうじて、

何個かレギュラー番組があるくらい。

 

「霜降り明星のあてみなげ」

「新しいカギ」

「天才てれびくん」

 

霜降りバラエティも比較的長く続いてたが、色々あり終了。

 

ラジオ聴いてると、霜降りの二人はテレビ世代でテレビを

大事に思ってる的発言は散見されるが、

少し見限ってる感もあるか…?

 

若い世代の芸人のテレビとの距離感は2025年現在、

非常にセンシティブな状況で、

今の30~40代は答えを出せない人も多いだろう。

 

20代は少なくともテレビにありがたみを感じてないだろうが、

20~40代はテレビで芯を食う必要性も求めてないのも

事実だろう。

 

だからかまいたち・チョコプラ・霜降りみんなYouTubeをやっている。

 

とは言いつつ、霜降りだけはテレビで芯を食う事に

拘ってるようにも見える…!

そうじゃないとオールナイトニッポンでのあの無敵感は説明できない。

ラジオでは天下を取っている。

 

筆者も霜降り関連のYouTube視聴するのに正直一服感があり、

少し観る数も減っている。

YouTubeはやはり狭い層にしか刺さらない。

予算、関わっている人数も少ない。芯も食いづらい、

というか芸人がYouTubeで飯は食えるかもしれないが、

芯を食えるかまだ未知数…。

 

しかしテレビはやはりとてつもなく広い。で現状とんでもなく浅い。

制作側が覚悟を決めたら強いが、

霜降りバラエティの終了を見るに難しいか…。

 

筆者は知らないだけか、霜降りと佐久間宜行はなぜか

距離感あるように感じるが、気のせいか?

ゴッドタンでも見た覚えがない。

 

藤井健太郎とも、水曜日のダウンタウン、正解は1年後で

スポットでの関わりしかない。

 

唯一、テレ朝加地さんとだけアメトーーク→霜降りバラエティの

道筋があったか。

 

「芯を食う」という意味ではぜひ藤井健太郎と組んで欲しい。

粗品と1回企画が上がったが、

藤井さんは自身の世代より上の人たちと組んでいる印象。

 

動画配信もテレビも超えるべきハードルは、

すべて高く、より気張っていただきたい所ではあるが…。

 

そんな所で、まもなくこの11/1に、ついに松本人志が帰ってくる…。

 

これがどうなるのか。

“その後”の松本人志とどう絡むのか。

ほとんどの後輩との変わらない関係性は見えるが、

一度嚙みついている粗品は一発目どうするのか。

 

これを想像させる時点で他の芸人とは一線を画すが、

もはやもう共演しない方が良いんじゃないか、

くらいにまで思っている(笑)。

世代違い過ぎるので、粗品に得ないかな~…。

 

11/1以降はまた元の世界に戻るが、

ともかく、霜降り明星の御両人には新しい展開も期待しながら、

このまま一直線に走り続けていただきたい。