第4位 くりぃむしちゅーのオールナイトニッポン
ニッポン放送 2005~2008年放送
2005年、売れに売れ「世界一受けたい授業」「笑いの金メダル」
「ズバリ言うわよ!」など、
ゴールデンタイムにも司会級で定着しはじめていたくりぃむしちゅーが、
満を持してオールナイトニッポンの火曜日に登場。
当時筆者は関西のも含め、すでに様々なラジオ番組を聴いていたが、
コンビともに実力者で、パワーバランスも良く、
“明確にべしゃりが面白いコンビ”が担当する、
最初のラジオくらいに思っている
(関西の芸人のラジオ番組は、コンビ単独のラジオもあるにはあったが、
多人数でわいわい系を多く聴いてたのもあっての意味)。
上田さん曰く当番組は「クソぶっかけ番組」と評する程、ウンコチンコが
飛び交う下ネタも多めの番組だったが、
有田さんの「いや、まいったね」から始まる
オープニングのフリートークも、時事ネタで茶を濁す事もなく、
リスナーのネタも面白く聴かせて頂いていた。
二人が高校の同級生で、その済々黌時代のラグビー部の恩師や先輩などとの
エピソードや、
上田さんに娘が生まれ、名前を付けようとリスナーから募集し、
何かとエロにまつわる名前ばかりで、
それっぽく千都里(せんずり)という案が出たり。
好きだったコーナーは「ババアはほんっとにババアだなぁ」で、
当時のマネージャーだった大橋氏がミスや言い間違い・見当違いを連発し、
その「ビッグプレー」ネタを送ってもらうコーナーで、
ババアと言うくらい相当イジってはいたが、
愛すべきババアで、その後一緒に事務所立ち上げる絆はあって、
そこには後にマツコ・デラックスや有働由美子が合流する事になる。
だが時を経た2025年、その「ババア」がどうやらやらかしたようで、
そのやらかしはちょっと諸々の範疇を超え、所属タレントが一斉に退社し、
また新たな事務所を立ち上げる事態にまでなる。
少し前にあのちゃんのラジオに上田さんがゲスト出演してたが、この辺りの
話は一切なく、次のくりぃむANN特番でも言及があるかどうか…?
いや、これのせいで特番自体難しくなってるまである。
この番組は芸人ラジオとしてのクオリティの高さで
爆笑問題カーボーイより上位を付けさせてもらったが、
いかんせんやはり放送期間3年半は短い。
太く短かった、か。
ちょっと前までは充分レベルだったが、今聴いてるラジオが軒並み
5年以上続いてくれてるので、今考えると短かかったか。
第3位 集まれ昌鹿野編集部
ラジオ関西 2006~2015年放送
2006年4月にスタートした声優小野坂昌也と鹿野優以が
お送りする「新感覚タブロイド番組」で、
アニメ・ゲーム・声優情報を紹介していく、という体の番組。
とにかくこの番組は二人のトークが凄くて、その辺の芸人のしゃべりを
軽く凌駕していた。
小野坂さんはまず芸人を目指していたし、関西出身というから
しゃべりはそりゃ上手い、と。
この時すでにベテランで数々のラジオを経験、女性とペアを組んでの番組
もお手の物。
筆者は関西でも放送していた「〇〇エモーション」
くらいしか小野坂さんのラジオを聴けてなかったが、
ようやっと、関西でもしっかりとしたしゃべりが聴けるのかと。
鹿野さんは当時まだ20代前半でありながら、堂々として小野坂さんに
ツッコミもバッチリ入れるし、フォローもちゃんとし、仕切って、
60分の放送、違和感なく小野坂さんと渡り合う。
20近い年齢差でこれはかなり凄い。
番組自体最初から面白いと思って聴いていたが、一番掴まれたのが最初の
生放送。
ライバル局ラジオ大阪が声優ラジオゾーン「Vステ」が、
スペシャルウィークの季節に「夏の陣・冬の陣」と称して、
お祭り騒ぎをやっていたが、
ここに対抗し、裏番組として生放送を行った。
そこで前代未聞だったのが、
生で流れてるCMにチャチャを入れるという暴挙(笑)。
CMはテレビであろうがラジオであろうが絶対聖域的存在であるが、
小野坂さんはそこに声で乱入し、
オーバーなリアクションを取ってのけた。
それだけでも大爆笑だったが、
その後の開き直った態度にも腹を抱え過ぎた。
最初の生放送だけでも伝説だが、後の生放送ではついに放送禁止用語を
番組開始とともににギリギリで叫び、
最終的には完全にはっきり言って連発してしまっている(笑)。
芸人ではない故にか、ある種のタガが外れてしまっていて、
ずっと独身で守るべきものがない(笑)小野坂さんは
そりゃ面白くないわけがない。
小野坂さんはダウンタウンの1歳年下で、先述の通り芸人を目指した時期
もあったというから、高卒で入塾した開校したての青二塾大阪校でなく、
大阪NSCの2期生であった可能性もあったのか、と考えるのだが、
絶対に今の声優で良かったと思う。
ダウンタウンが直で1つ上にいる状態で、
今の立ち位置は芸人では築けてなかっただろう。
結婚して色々変わった(変えられた)と言われる松ちゃん、
独身を謳歌し、還暦過ぎても変わらない小野坂さん。
この二人を並べて比べてるのはこの国で筆者だけとは思うが(笑)、
それくらい小野坂さんのべしゃりは評価に値すると思うし、
その動向はずっと気にしている部分はある。
昌鹿野自体は9年続くが、スポンサーが撤退し終了となる。
本番組終了後、2015年春改編で「小野坂昌也の10年つづくラジオ」が
始まり、番組で募ったアシスタントが半分素人のような(それはそれで
個人的にはめちゃ面白かったが)女性が担当していたが、
鹿野さん以上に雑に扱われ(笑)、あえなく2年で終了し、
その後、「小野坂・秦の8年つづくラジオ」がタイトル通り
2017年から2025年まで続くが、秦さんは落ち着いていて、
良いも悪いも安定回量産、という感じだった。
2026年1月現在、調べてると小野坂さんの地上波ラジオはない感じか。
YouTubeは追ってないし、「まいにち小野坂」も最初聴いただけ。
何かしら地上波ラジオでレギュラーを持ってほしいが、
還暦男性が新たにレギュラー始めるというのは、
例があまりない?
あと、芸人は若い喋り手が色々出てきてるのに対し、
声優はどうなんだろうか?
本企画でも紹介してる通り、(芸人ではないが)
あのちゃんやウイカなど女性も例外なく台頭してるが、
声優となるととんと聞かない。
いや、もちろん男女問わずアイドル声優的な若い層が、
文化放送とかでレギュラーを持ってるのはわかっているが、
次々無数に入れ替わって、
いわゆる”べしゃり”を担わせてもらってないだろう。
やはりラジオは自分の熱い、固い信念みたいなモノがないと、
長く続かない。
8年つづくラジオが終わってしまって、気づけば聴いてる声優の
ラジオが0になってしまった。
27年くらいラジオ聴いて来て初めて。
最近までかろうじて浅野真澄の番組もあったが、
QRのレギュラーも終わってネットラジオがあるようだが、
それからは追えてない。
声優のラジオから聴き始めた筆者だが、この状況は
少し寂しいので、ラジオに熱い魂を持った声優さんの登場を、
切に願う。